HDLコレステロール(えいちでぃーえるこれすてろーる)
HDLコレステロールは、コレステロールを末梢組織から肝臓へ戻す運搬を行うリポ蛋白で、善玉コレステロールとも呼ぶ。
傾向と対策
HDLコレステロールが何の①評価項目であるか、また、②適正値について、覚えておこう!
よくわかる解説
評価項目
HDLコレステロールは、脂質に関する評価項目である。
血管壁からコレステロールを取り除き、血液中の過剰なコレステロールを肝臓へ運搬する働きがある為、善玉コレステロールともいう。
低値の場合、動脈硬化を来たすリスクが高まる。
低値となる原因としては、喫煙や運動不足など。
適正値
適正値は40mg/dL以上であり、HDLコレステロール値が40mg/dL未満である場合、脂質異常症を疑うこととしている(日本動脈硬化学会HPより)。
この他に脂質異常症を疑う基準が2つある(合計3つ)。
・LDLコレステロール値が、140mg/dL以上である場合。
・中性脂肪(トリグリセリド)が150mg/dL以上である場合。
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