見当識障害(けんとうしきしょうがい)

見当識障害は認知症の中核障害の一種であり、自分のいる場所がどこなのかわからないなどの認識障害である。

傾向と対策

①見当識障害が生じる疾患や、②症状についておさえておこう。

よくわかる解説

見当識障害は、認知症中核症状の一種とされており、今がいつなのかわからない、自分のいる場所がどこなのかわからないなど、時間や場所、人に関する認識の障害である。
見当識障害認知症の症状であるが、認知症の場合は徐々に見当識障害が発症することが多く、急に症状が進んでいる場合は、認知症中核症状とは考えにくい。
認知症以外にもナトリウム欠乏性の脱水脳血管疾患コルサコフ症候群などにおいて観察される。

中核症状:その傷病の人すべてにみられる症状を指して、中核症状という。

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