傾向と対策
AEDの①使用方法と②一次救命処置の流れを合わせて学習しておこう!
よくわかる解説
AEDとは心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器である。(心静止や心房細動は適応外)
使用方法
電極パッドは、心臓をはさむ位置に貼り、通電中は患者に触れなてはいけない。また患者が濡れている場合は水分をふき取ってから電極を装着する必要がある。心室細動の場合は電気が流れるが、それ以外で必要がない場合(心房細動など)は電気が流れないので、もしもの際は積極的に装着を心がけます。
なお、通電時は介助者が感電してまうため、絶対に患者に触れてはいけない。
倒れている人がいたらまず意識確認をし、呼吸の確認をし自発呼吸がなければ胸骨圧迫をただちに行い、AEDを装着する。
一次救命の流れは、まずは意識確認の為に大声で呼びかける、呼吸、心拍の確認、気道の確保、人工呼吸、心マッサージ、AED装着の順である。