緑内障(りょくないしょう)

緑内障とは、急激な眼圧の上昇により視神経が圧迫される病態である。

傾向と対策

緑内障の①特徴的な症状をおさえておこう!また、緑内障の患者に対して②使用禁忌の薬剤も合わせておさらいしておこう!

よくわかる解説

特徴的な症状

緑内障の確実な原因は不明だが、眼圧上昇が続くことによって、視神経が障害される疾患。
進行が緩やかなことが多く、初期には視野障害などの自覚症状を伴わないことが多く、進行してくることで眼圧が上昇し、急性の頭痛、頭重感、嘔気、眼痛、眼のかすみ、虹視症などを生じる。喪失した視野や視力を治療によって回復させることはできない。


使用禁忌の薬剤

緑内障の治療は、眼圧を下げ緑内障の進行を抑える目的で行われる。
アトロピンなど抗コリン薬の使用は瞳孔が散大し、眼圧上昇を引き起こすため禁忌である。
抗コリン薬は、緑内障前立腺肥大症禁忌である。

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