傾向と対策
アトロピンの①作用や②禁忌疾患について、もう一度おさらいしておこう!
よくわかる解説
アトロピンとは、抗コリン(抗
アセチルコリン)作用を持つ薬剤の一つである。ムスカリン受容体に結合する
アセチルコリンを阻害することで、
副交感神経の作用を抑制する働きがある。これにより、消化管運動の抑制や心拍数の増大、
散瞳などの症状を引き起こす。
※
緑内障に
禁忌(
散瞳することにより房水の吸収経路である隅角が狭くなるため)
※
アトロピンは
頻脈などを引き起こす可能性がある。