副交感神経(ふくこうかんしんけい)

副交感神経は、2つある自律神経のひとつ。

傾向と対策

副交感神経による①機能やどのような②身体的変化があるのかを覚えよう!

よくわかる解説

機能

副交感神経とは自律神経のうちの一つで、主に体を休めたりリラックスしている時に優位に働く神経である。
具体的には、瞳孔の収縮、心拍数の減少、血管平滑筋の弛緩、気管支の収縮、消化管運動の亢進などがある。


身体的変化

瞳孔縮瞳(=縮むこと)する。一方、交感神経の働きによって瞳孔は拡大する。
②心拍数:減少する。一方、交感神経が作用すると心拍数は増加する。
気管支:収縮する。運動時などの酸素需要に応えるため、通常は交感神経により気管支は拡張する。
④消化液:促進される。一方、交感神経刺激で抑制される。
収縮期血圧:低下する。一方、交感神経の興奮により上昇する。
※リラックス時の体がどうなるかを思い浮かべるとわかりやすい。


そのほか

末梢神経系の解剖学的分類で、12対ある脳神経のうち副交感神経線維を含む脳神経は、動眼神経(III)、顔面神経(VII)、舌咽神経(IX)、迷走神経(X)の4つである。(IIIみ、VIIな、Xと、IXく=港区!)




アプリなら単語から問題を引けるからめちゃ便利