皮内注射（ひないちゅうしゃ）

皮内注射とは、表皮と真皮の間に薬液を注入する方法で、血中濃度上昇が最も遅い為、ツベルクリン反応やアレルゲンテストで用いられる。

傾向と対策

皮内注射で選択される①部位と角度は必須！また、他の注射と比べての②血中濃度への影響の速さも確認しておこう！

よくわかる解説

部位と角度

皮内注射の注射部位は前腕内側を選択することが多く、皮膚をつまんで皮下組織を集めて、皮膚とほぼ平行に針を刺入し、薬液を皮内（表皮と真皮の間）に注入する方法である。ツベルクリン反応やアレルゲンテストで用いられる。
皮内注射では神経の損傷の危険は少ない。

※皮内注射は、皮膚面とほぼ平行
※皮下注射は、10度から30度の角度　皮膚をつまんで皮下組織を集めて針を刺入する。
※筋肉内注射は、45度～90度の角度　注射後マッサージを行う
※静脈内注射は、15～20度の角度

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