脳梗塞の後遺症で左
片麻痺と
嚥下障害のある患者。家族への食事介助の指導で適切なのはどれか。
1→寒天は弾力もあり舌で潰すのは簡単ではないため、
嚥下できず窒息となりうる。そのため、
嚥下食には用いない。
2→左側麻痺のため、左側に食塊を入れると、入っている感覚がわからず、垂れ流れてしまったり、
誤嚥につながってしまう。
そのため、食塊を入れるときは、健側に入れる。
3→むせは
咳嗽反射があってこその反応であり、麻痺があればそれも起こらず、不顕性に
誤嚥してしまう。
4→麻痺や
誤嚥のリスクのある患者への食事介助の際は、最低でも30度はG-upする必要がある事がほとんどである。
合わせて、頸部前屈し口腔内から
咽頭部へ垂れ込まないようにする。