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第99回看護師国家試験 午後30
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第99回看護師国家試験 午後30
第99回国家試験 午後30
中心性肥満を生じるのはどれか。
褐色細胞腫
1型糖尿病
甲状腺機能亢進症
クッシング症候群
解答する
正解!
不正解
答え
4
1→褐色細胞腫は、
交感神経
節や
副腎髄質
に発生する
腫瘍
である。
副腎髄質
では主にカテコールアミンを産生しているため、過剰に分泌されることによる症状(動悸、代謝亢進による体重減少、頭痛、
高血圧
など)がみられる。
2→
1型糖尿病
では
インスリン
が欠乏し体重が減少するため、痩せ型の体形が特徴的である。
若年者に多く発症し、喉の渇きや
多尿
などの症状もあらわれる。
3→
甲状腺機能亢進症
では動悸や多汗、体重減少のほか、眼球の突出や
甲状腺
腫などの症状がみられる。
代表的なものとして
バセドウ病
があげられる。
4→
クッシング症候群
は、
副腎皮質
の機能亢進によって分泌過剰となった
糖質コルチコイド
が原因で起こる。
主な症状として、体重増加や
満月様顔貌
(
ムーンフェイス
)、
骨粗鬆症
、
糖尿病
、中心性肥満、月経異常、
高血圧
などがあげられる。
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