次の文を読み103〜105の問いに答えよ。
Aちゃん(2歳、男児)は両親、兄(5歳)の4人家族である。3日前から発熱が続くため、母親と一緒に外来を受診した。診察の結果、
川崎病と診断され、個室に
入院となり左手背に点滴
静脈内留置針が挿入された。
入院中は母親は希望し、Aちゃんに付き添っている。Aちゃんに
γ-グロブリン療法と
アスピリンの内服が開始されることになった。看護師が
γ-グロブリン療法の開始のために訪室すると、Aちゃんは不機嫌にぐずって泣いている。
103
γ-グロブリン療法の開始に伴う看護師の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
1→清潔
隔離のために個室に
入院しているため、
γ-グロブリン製剤の投与と関係なく売店へ行くことはできない。
2→留置針が留置されているのは左手背であり、右肘関節を抑制する意味はない。
3→経口水分摂取を制限する必要はない。
4→
γ-グロブリン製剤の投与により
不整脈の副作用が見られることがあり
心電図モニターの観察は適切である。
5→
γ-グロブリン製剤が確実に投与されるように、刺入部を観察することは適切である。