1→成人と比べて新生児期の胃の形は垂直であり、括約筋も未熟であるため逆流が起こりやすい。
2→成人は
膵臓からの
リパーゼ(脂肪を消化する酵素の一つ)による脂肪の消化が主体となりますが、
乳児期は
リパーゼ酵素の働きが成人ほど活発ではありません。 そこで、赤ちゃんは舌や胃壁からも
リパーゼが分泌され、脂肪の消化を助けています。
3→後一定期間は活性が高いが、
離乳期以降は、ラクターゼ活性は急速に低下する。
4→
アミラーゼ活性は、2歳程度で成人の70-90%となる。
10-12歳で成人と同じになるのは、胃の形状です。
5→生直後の腸内は無菌状態で、生後2~3日ごろから腸内
細菌叢が形成される。
母乳栄養中心の児は、腸内にビフィズス菌が多く、腸球菌や
大腸菌は少ない。