排泄行動が自立している
入院中の男性高齢者が、夜間の排尿について「夜は何度もトイレに行きたくなります。そのたびにトイレまで歩くのは疲れます」と訴えている。この患者の看護で適切なのはとれか。
1→尿意もあり排泄行動が自立している男性に対し、安易におむつの性を促すのは適切ではない。
2→尿意があり、排泄行動も自立しているが夜間のトイレが大変、との訴えなので、尿器を使用した排尿であれば困難はなくトイレまで歩く疲労から開放されると考えられる。
3→高齢者は
基礎代謝が低下しており、水分生成の減少や筋肉における備蓄
水分量も少ないため、
脱水をきたしやすい。
口
渇中枢の機能も低下するため、夜間の水分摂取を制限するのは適切ではない。
4→尿意があり排尿も自立している患者に対して、感染症のリスクがある暴行留置カテーテルの挿入を検討することは優先度が低い。