1→
ホルモン負荷試験は、ホルモン分泌異常を生じていると推定される部位を特定するために実施される。
例えば
無月経のケースでは、
黄体形成ホルモン(
LH)や
卵胞刺激ホルモン(
FSH)の分泌を調べるために、上位ホルモンであるゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)を投与し、異常の起こっている箇所を特定する。この場合は
下垂体、
視床下部、
卵巣のいずれかであることが予測される。
2→
ホルモン負荷試験では、分泌が疑われるホルモンではなくその上位ホルモンを投与して異常箇所の特定を行う検査である。
3→負荷試験の種類にもよるが、制限のない試験から12時間程度の絶飲食が必要なものまで様々である。
前日の夕食までは摂取が可能である。
4→
ホルモン負荷試験では
入院は必要なく、日帰り検査が可能である。
最長で180分後の
採血を実施する。