1→
乳癌の好発部位は、外側上部が最も多く、全体の約50%を占めている
2→
乳癌は無痛性の腫瘤が特徴である。また、
乳癌の主訴の約90%は腫瘤であり、癌発見には日常生活のセルフケアが効果的である。
乳癌の早期発見の為の検診として
マンモグラフィがある。
4→センチネル
リンパ節とは、腫脹から最初に
リンパ液を受ける
リンパ節の事。癌が
転移する際に最初に入り込む
リンパ節である為、センチネル
リンパ節を調べる事で、癌の
転移状況を知る事が出来る。乳房の周囲には
リンパ節が多く存在する為、
乳癌は
リンパ節転移をしやすい。また、
乳癌は
転移した際に癌細胞が
リンパ液に入り全身へ運ばれる為(遠隔
転移)、癌が
浸潤すると全身
転移しやすい。(骨、肺、胸膜、
肝臓、脳等)
よって、
乳癌の
転移状況を精査する事は治療や予後に関わる。その為、近年では遠隔
転移の有無を調べる為に
センチネルリンパ節生検が行われ、生検の結果により手術による切除範囲を決めている。