1→
腹圧性尿失禁は、腹圧がかかった時に不随意に尿が排泄される。下腹部を保温することで、腎血流を良くし
頻尿の改善になるが、
腹圧性尿失禁に効果はない。
2→
腹圧性尿失禁は、
骨盤底筋群の弛緩によるもので、咳やくしゃみ、物の持ち上げ動作などが原因で女性に多く見られる。
骨盤底筋群が
尿道や
膀胱を正しい位置に固定することで
尿道が締められ、尿漏れを起こさないようにはたらくため、
骨盤底筋群訓練は有効である。
3→尿失禁を心配して水分制限をすることもあるため、定期的な水分摂取を促すことも大切だが、
腹圧性尿失禁の改善策としては適切ではない。
4→恥骨上部を圧迫すると、腹圧がかかり尿失禁を引き起こしてしまうため逆効果である。
溢流性尿失禁や
導尿時に行うことが多い。
5→腹圧がかかることで尿失禁を起こしてしまうため、尿意を感じたら早めにトイレに行くことで失禁を軽減できる。