3→心房性期外収縮は、通常よりも早期に心房から異常興奮が出現し心室を興奮させてしまい、
不整脈が起こる。基本的には無症状で良性、治療の必要性はない。
4→心室性期外収縮は心房側から伝わるよりも早期に心室の異所性興奮が生じたもので、
不整脈が起こる。連続する場合は治療が必要となる。幅広の
QRS波となる。
5→
完全房室ブロックは3度房室ブロックとも呼ばれる。
心房から心室への刺激伝導が完全にブロックされた状態で、
不整脈をきたす。心房と心室がバラバラに興奮し、十分な
心拍出量が確保できなくなり、
アダムス・ストークス症候群が見られる。臨床症状がみられれば、
ペースメーカーの適応となる。