2→単純
ヘルペスウイルス〈HSV〉は、唾液や性器の分泌物に排泄されるため、
感染経路には直接的な
接触感染や性行為感染、出産時の
垂直感染がある。
感染力が非常に強く、健常時であれば無症状なこともあるが、風邪、ストレス、過労などにより活性化しやすい。
3→サイトメガロ
ウイルス(CMV)は、よく見られる
ウイルスであり、唾液、尿、血液、性交などにより感染し、ほとんどが不顕性感染である。
経胎盤、産道、母乳を介した
母子感染もあるが、胎児感染(先天性感染)が重症化しやすいため、臨床的に重要なものは経胎盤感染である。
4→
風疹ウイルスは、
飛沫感染、
接触感染が主な
感染経路である。母親が妊娠初期に罹患すると経胎盤感染により、
先天性風疹症候群を発症することがある。