1→
延髄は脳の最も下部に位置し、
大脳、
小脳、
橋とともに脳幹を形成しています。
延髄は心拍数・呼吸・血管の拡縮など、生命維持に必要な基本的な生理機能を調節する中枢が含まれています。したがって、
延髄は脳幹に含まれる部位です。
2→
小脳は脳幹の後方に位置し、バランスや運動の調整に関わっていますが、解剖学的には脳幹の一部ではなく、それ自体が独立した構造とされています。従って、
小脳は脳幹には含まれません。
3→
下垂体は、脳の底部に位置する
内分泌器官で、様々なホルモンを分泌して全身のホルモンバランスを調節します。脳
下垂体は
視床下部の下にありますが、脳幹には含まれないため、この選択肢は不正解です。
4→松果体は、脳の中央部、
視床の後ろに位置する小さな
内分泌腺です。睡眠リズムを調整する
メラトニンを分泌しますが、脳幹の一部ではないのでこの選択肢も不正解です。