第105回看護師国家試験 午後31

1→細菌は核膜を持たない単細胞生物（原核）生物である。

2→真菌はカビの仲間の総称で細胞膜の外側に細胞壁を持ち、真核生物で核膜がある。

3→プリオンは感染性タンパク質であり、DNAなどの核酸をもたない。
異常プリオン蛋白が脳内に蓄積することで起こると考えられている神経変性疾患をプリオン病という。プリオン病の中では、クロイツフェルト・ヤコブ病が最も多くみられる。

4→ウイルスは、生きた細胞を利用して自己を複製させることのできる微生物で、タンパク質の殻とその内部にある核酸からなる。エンベロープという膜で包まれたウイルスもあるが、細胞膜はもたない。