弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)

弛緩性便秘とは腸の蠕動運動低下により生じる便秘

傾向と対策

弛緩性便秘の主な原因について考え、その他の便秘についても確認しておこう!

よくわかる解説

弛緩性便秘

弛緩性便秘とは、高齢者ややせ型の女性に多く見られ、大腸の蠕動運動が低下することにより、大腸内の糞便通過時間が長くなり、水分が多く吸収された結果、便が固くなって引き起こされる。

また、長期臥床により、腸の蠕動運動低下や筋力低下が起こり、弛緩性便秘を生じやすくなる。


直腸性便秘(習慣性便秘)

習慣的に便意を我慢したり下剤浣腸を乱用していると、排便反射が弱くなり、直腸性(習慣性)便秘になる。


器質性便秘(症候性便秘)

腸管内の炎症腫瘍などの異常により通過障害を来たした場合の便秘は、器質性(症候性)便秘である。


痙攣性便秘

痙攣性便秘は、便秘と下痢を交互に繰り返す場合もある。ストレス等により自律神経が乱れると蠕動運動が亢進しやすくなり、痙攣性便秘となる。

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