逆流性食道炎(ぎゃくりゅうせいしょくどうえん)

逆流性食道炎とは、食道に炎症をきたす疾患の一つ。

傾向と対策

逆流性食道炎の病態や症状をおさえておこう!

よくわかる解説

概要】
逆流性食道炎は、胃酸や胃の内容物の逆流により、食道粘膜に炎症を起こしびらんや潰瘍を生じる疾患である。
症状には、胸やけや胸痛、呑酸などがあるが、自覚症状の強さと内視鏡による病変とは必ずしも一致しない。


治療】
胃酸の分泌を抑えるプロトンポンプ阻害薬が第一選択の治療法である


バレット上皮は腺癌の発生リスクが高い】
食道の粘膜は、健康な状態では扁平上皮と呼ばれる組織形態を取っている。しかし、食道の粘膜が慢性的に胃酸にさらされることで食道粘膜層の扁平上皮細胞が、胃粘膜組織の円柱上皮細胞に置き換えられる病変をバレット上皮細胞といい、食道腺癌の発生リスクが高い。

アプリなら単語から問題を引けるからめちゃ便利