胎児心音(たいじしんおん)

胎児心音とは、お腹にいる赤ちゃんの心臓の鼓動音のこと。

傾向と対策

胎児の胎位による①聴取部位と、ドップラー法による②聴取可能時期、正常値を覚えておこう

よくわかる解説

胎児心音は、ドップラーでは10週頃から、聴診では18〜20週頃から確認できるようになる。
胎児の背中が母体の左側にある第一頭位では左臍棘線上で、逆の右側に胎児の背中がある第二頭位では右臍棘線上で最も良く胎児心音が聴取できる。
母体の脈拍数と容易に区別でき、1分間に120〜160回が正常範囲で、それ以下は徐脈、それ以上は頻脈という。

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