採尿(さいにょう)

採尿とは、検査のために尿を採取すること。

傾向と対策

採尿①方法と検査②目的について、おさらいしておこう。

よくわかる解説

採尿方法により尿が分類される。
患者自身による採取方法としては、随時尿(採る時間に決まりがないもの)、早朝第一尿(朝起きてすぐ)、24時間尿(24時間溜めた尿)を含む時間尿(採尿時間が決められているもの)があげられる。スタッフによる指示のもとでは中間尿(最初と最後は採らず、その間の尿のみを採取)、スタッフによるものではカテーテル尿(膀胱へ直接カテーテルを挿入)や直接穿刺して回収する方法(患者の負担が大きいため自然排尿やカテーテル尿が不可能な際のみ行われる)がある。
また、検査の目的によって採尿の方法も異なる。例えば、細菌の特定をするには中間尿(外尿道口周囲の細菌混入を避けるため)、腎機能の評価をするには24時間尿が用いられる。

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