24時間尿とは、24時間蓄尿した全尿の一部を検査して、腎機能を評価する尿検査。
傾向と対策
よくわかる解説
24時間尿とは、尿検査の採取方法のひとつで、24時間蓄尿を行い、尿量や尿蛋白量を通して腎機能を評価する時などに用いる。
7時から翌朝7時までの24時間蓄尿を例として検査時の採取方法を説明する。 １）開始時刻の7時に排尿した尿は捨てる。この時の尿は7時までに膀胱に貯留した尿である。膀胱をからっぽにして開始し、以降の尿は排便時も含め全ての尿を蓄尿する。 ２）翌朝7時、終了時は尿意がなくてもトイレに行き排尿する。この時に出た尿を最終蓄尿して終了となる。この時点での尿はそれまでに作られた尿であり、畜尿の必要がある。 ３）24時間蓄尿の全尿をよく混和したのち一部を採取し、全量を測って全尿量の記録と合わせて提出する。
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