低用量経口避妊薬(ていようりょうけいこうひにんやく)

低用量経口避妊薬は、エストロゲンとプロゲステロンを含んだ薬で、排卵を抑制する効果がある薬。

傾向と対策

低用量経口避妊薬の①効用②副作用③服薬方法④産後の内服可能時期についておさえておこう!

よくわかる解説

低用量経口避妊薬とは

卵胞ホルモンと黄体ホルモンが含まれた薬で、排卵を抑制することで避妊することができる。


効用

効用として避妊があり、副効用として生理が軽くなる(生理痛、出血量などのPMS)、生理周期が安定する、肌荒れ、ニキビが軽くなる、子宮体がん卵巣がんになりにくくなる、子宮内膜症、乳房の良性腫瘍の発生率が下がるなどがある。


副作用

エストロゲンには血液凝固作用があり、服用により静脈血栓塞栓症のリスクが増加するとの報告がある。


服薬方法

服薬でホルモンを調節しているため、毎日忘れず服用することが重要である。もし服用を忘れた場合、忘れた分とその日の分合わせて服用し、中断しないようにする。


産後の使用

ホルモン剤のため、乳汁分泌に影響するため授乳期間中は内服しない。授乳していなければ産後21日を経過していれば避妊薬の服用は可能である。

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