モルヒネ(もるひね)

モルヒネ(モルヒネ塩酸塩)は、強オピオイド鎮痛薬の一つ。

傾向と対策

モルヒネの①適応疾患②副作用、薬剤の③管理方法を覚えよう!
重要な薬剤です!しっかりおさえておきましょう!

よくわかる解説

モルヒネモルヒネ塩酸塩)は、強力な鎮痛効果を持つ麻薬。

モルヒネの適応疾患

がん性疼痛や末期の呼吸器疾患による呼吸困難などの症状が強い患者に対して処方される。


モルヒネの副作用

強力な鎮痛などの作用に対して副作用がみられることも多い。胃腸管運動が抑制されるので麻痺性イレウスや便秘や吐き気などを催す場合がある。この場合、緩下剤や制吐剤なども合わせて使用することで、モルヒネの副作用を和らげることが可能である。
モルヒネの投薬は、副作用も考えて判断しなければならない。


モルヒネの管理方法

モルヒネは麻薬であるため、病院や施設で管理する場合、「麻薬及び向精神薬取締法」に則り、鍵のかかる金庫などで保管する必要がある。
※在宅医療の場合、金庫管理する法的な拘束はない


モルヒネの剤形

錠剤、内服液、注射液、坐薬などの種類がある。

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