レビー小体型認知症(れびーしょうたいがたにんちしょう)

レビー小体型認知症とは、三大認知症のうちの一つ。

傾向と対策

レビー小体型認知症と他の認知症との①違い②特徴をおさえておこう。

よくわかる解説

レビー小体型認知症は、アルツハイマー型に次いで2番めに多く、認知症の20%を占めており、脳血管型とあわせて、三大認知症といわれている。
男性に多く、主に65歳以上の高齢者に多くみられる。30〜50代でも発症することがある。
レビー小体と呼ばれる異常な構造物が脳のさまざまな部位に蓄積することで、神経細胞の変性が起き、神経細胞脱落が生じ症状が出現する。
認知機能の変動、繰り返し現れる具体的な幻視レム睡眠行動異常症(悪夢で暴れたり怒ったり叫んだりする)、特発性のパーキンソニズムの症状がいくつか出現する、の4つが特徴的である。
治療としては、症状にあわせた対症療法が中心となり、薬物療法とケアや環境調整などの非薬物療法に大別される。

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