傾向と対策
ポリオウイルスによる①疾患、②予防接種の種類をそれぞれ関連づけて覚えておこう。
よくわかる解説
ポリオ(急性灰白髄炎)は脊髄性小児麻痺とも呼ばれ、ポリオウイルスによって発生するウイルス性の感染症である。
特に5歳以下がかかることが多く、麻痺などを起こすことのある病気。
主に感染した人の便を介してうつり、手足の筋肉や呼吸する筋肉等に作用して麻痺を生じることがある。永続的な後遺症を残すことがあり、特に成人では亡くなる確率が高い。
ポリオの予防接種は経口生ワクチンは廃止され、2012年から不活化ワクチンによる接種に切り替わっている。
不活化ワクチン:病原性を無くしたワクチン。
生ワクチン:病原性を弱めたワクチン。