てんかん(てんかん)

てんかんは、脳の神経細胞の過剰な電気的興奮に伴って、意識障害やけいれんなどを発作的に起こす疾患。

傾向と対策

てんかんの①症状②検査方法、留意すべき③看護のポイントをおさえておこう!

よくわかる解説

てんかん症状

脳の神経細胞の過剰な電気的興奮に伴って、意識障害けいれんなどを発作的に起こす疾患。
発作の誘引は、主に睡眠不足や精神的ストレス、疲労などである。


検査方法

原因が特定できる症候性てんかんを除き、原因不明の特発性てんかんの診断と治療経過の判断には脳波検査が有効である。

※原因不明の特発性てんかんでは、CTやMRIなどの画像検査で異常が見られないことが多く、具体的な原因を特定するのが難しい。


看護のポイント

てんかんはいつ発作が起きるかわからないこともあり、排泄時などは常に誰かが付き添うように看護するのが安全上、好ましい。
てんかん薬は血中濃度を維持するために長期の内服が必要であり、てんかん発作がないときも内服する必要がある。継続的な服薬ができるような方法を提案・支援する。服薬を忘れたときは、気づいた時点ですぐに1回分を内服させるよう指導する。
※実際の服薬指導は個々の患者や使用されている薬の種類、状況に応じて変わることがあります。したがって、常に医師の指示や添付文書の指示に従うようにすることが重要です。

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