傾向と対策
腱反射を診断に利用する①目的と②診断方法をおさえておこう!
よくわかる解説
腱反射は腱に刺激を与えることで、意識とは関係なく反射的に筋肉の収縮が引き起こされる神経学的
反射のことである。
神経障害の有無を確認する際に、打腱器を用いて診断する。
腱反射が消失している場合、
脊椎管狭窄症など神経経路に異常が起こっていることを表し、
膝蓋腱反射の亢進は、
脳血管疾患など上位
ニューロンの障害で起こる。
ちなみに、打腱器で腱を叩くが、
反射に関係するのは、筋肉内の
伸展受容器である「
筋紡錘」で、腱紡錘では無い。