急性炎症（きゅうせいえんしょう）

炎症には早くに症状が出現し終息する急性のものと、4週間以上と長期に及ぶ慢性のものとがある。

主に働く物質が違い、急性炎症では、好中球の働きが活発となる。
また、血管透過性の更新により滲出液(タンパク質を含む液体)が出たり腫脹がおきる。

なお、急性炎症の兆候として代表的なものに、ケルススの四兆候やガレノスの五兆候がある。
発赤、腫脹、熱感、疼痛をケルススの四兆候、ここに機能障害をくわえたものをガレノスの五兆候としている。