寛解導入療法(かんかいどうにゅうりょうほう)

寛解導入療法とは、白血病の治療方法の一つで、複数の抗がん剤を使用する強力な化学療法である。

傾向と対策

寛解導入療法の①治療方法や治療を受ける患者の②看護についてまとめておこう!
寛解後療法も関連付けておさえておこう!

よくわかる解説

寛解導入療法は、抗がん剤を用いた化学療法の第一段階として行い、複数の抗がん剤を使用する。
骨髄中の白血病細胞が5%以下となる完全寛解状態を目標とした強力な化学療法である。
大量の白血病細胞が急速に破壊されるため、腫瘍細胞の中の核酸が放出されて高尿酸血症などを来す腫瘍崩壊症候群が起こる。急性腎不全を合併する可能性があるため、予防のため維持液の持続点滴が行われる。
寛解導入療法のあとは、寛解後療法(地固め療法、維持・強化療法、造血幹細胞移植など)を行う。

アプリなら単語から問題を引けるからめちゃ便利