傾向と対策
APTTの①働きや②異常値を示す疾患について、整理しておこう!
よくわかる解説
APTT(活性化部分トロンボプラスチン時間)は、血管内の凝固因子の異常を判定するために用いる検査で、内因系凝固活性化機序を反映している。
手術などの外科的処置を行う際のスクリーニングや、抗凝固薬使用時のモニタリングの指標となる。
APTTの延長は、止血機能に異常をきたし血液が凝固しにくい状態となる。
APTT高値の場合、
血友病、
肝障害、
DIC(
播種性血管内凝固症候群)などが考えられる。