標準予防策〈
スタンダードプリコーション〉において、創傷や感染のない患者への援助で使い捨て手袋が必要なのはどれか。
1→創傷や感染のない患者の場合は、感染源となる可能性はないものとして扱う。
2→頭髪や頭皮は感染源にはならない。
ただし、血液や体液が付着している場合は感染源として扱う。
3→
標準予防策は1996年に米国疾患管理予防センターが提唱した院内
感染予防の概念である。感染症の有無には関わらず、患者の血液や体液、排泄物、粘膜、損傷した皮膚を感染源として対処する。口腔粘膜はこれに該当する。
4→創傷や感染が皮膚になければ、感染源となる可能性はないものとして扱うため、寝衣交換は対象外である。