薬物動態（やくぶつどうたい）

薬物動態とは、体内に投与された薬物が 吸収され組織全体に分布し、肝臓で代謝され最終的に腎臓から尿に排出される過程のこと。
加齢により薬物の代謝・排泄が低下するため、薬剤の血中濃度の半減期は延長し、副作用が生じやすくなる。また、加齢に伴う体内水分量の減少によって、水溶性薬物の血漿濃度は高く、脂溶性薬物は体内に蓄積しやすい状態になる。