良肢位(りょうしい)

その位置で関節が動かなくなったとしても日常生活動作に及ぼす影響が少ない肢位。

傾向と対策

良肢位は、図に描きイメージしておくと共に[b各関節の良肢位を知っておきましょう。

よくわかる解説

仰臥位の際の良肢位は、次のとおりである。
・肩関節:外転10〜30度(自然で楽な角度)
・肘関節:屈曲90度(三角巾で固定する際の姿勢)
・膝関節:屈曲10~15度(自然で楽な角度)
・足関節:背屈・底屈0度(包帯で固定する際の姿勢)

包帯などで患部を固定する際に意識する姿勢、日常生活動作に影響が少ない姿勢、を考える。
良肢位での固定は、その後のリハビリでの回復時間短縮に影響しやすい。

アプリなら単語から問題を引けるからめちゃ便利