介護老人保健施設(かいごろうじんほけんしせつ)

介護老人保健施設は、病状安定期にあり病状が安定していて入院治療の必要がない要介護者を対象とした施設である。

傾向と対策

介護老人保健施設の①目的②対象者③業務内容については、確実におさえておこう!
また、介護保険制度における④介護老人保健施設のサービス分類についても一度確認しておこう!

よくわかる解説

介護老人保健施設は、介護保険法に基づく施設サービスで、病状安定期にあり入院は必要としないが介護などを必要とする高齢者を対象とした施設であり、介護や機能訓練、医療などを行う施設である。必要な医療の提供は介護保険から給付される。
医療と生活援助の機能を持ち、住宅生活が可能になるようにリハビリテーションを行う場所でもある。

ショートステイとしての利用も可能で、常勤医1名の配置が義務付けられている。また、入所者100人当たりの看護師数は9名と規定されている。(介護老人福祉施設は、入所者100名当たり3名)

要介護1〜5の認定を受けた高齢者が利用できると定められていて、要支援と認定された場合は対象外となる。

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