介護老人福祉施設(かいごろうじんふくししせつ)

介護老人福祉施設は、介護保険法によって設置が規定されている施設のひとつで、寝たきり状態など著しい障害があり、常時介護を必要とする高齢者を対象とする施設。

傾向と対策

老人福祉施設の①利用対象者②サービス内容についてはしっかりと押さえておこう。
介護老人保健施設との違いに注意しましょう。

よくわかる解説

介護老人福祉施設は、介護保険法によって設置が規定されており、65歳以上で要介護3以上の在宅生活が困難な高齢者が利用できる施設である。
入所者数100人につき3人の看護職員の配置が必要で、医師については、常勤・非常勤の規定は無く、100人につき1名の配置が必要である。入所は本人の選択によるもので、行政側からの「措置入院」ではない。
入所する要介護者に対して、施設サービス計画に基づき、入浴や排泄、食事などの介護その他の日常生活上の世話、機能訓練、健康管理及び療養上の世話を行うことを目的とする施設とされている。

同じく介護保険法で設置が定められた「介護老人保健施設」は、リハビリテーションと介護を目的とした施設がある。

アプリなら単語から問題を引けるからめちゃ便利