アナフィラキシー反応(あなふぃらきしーはんのう)
アナフィラキシー反応とは、アレルゲンにさらされたあと15分以内に出現する即時型アレルギー反応
傾向と対策
アナフィラキシー反応は、輸血後の有害現象でも見られます。輸血後の出現する時期を他の有害現象と併せておさえておこう。
よくわかる解説
アナフィラキシー反応
アナフィラキシー反応はアレルゲンにさらされてから早期に広い範囲にわたり出現する即時型アレルギー反応。生命を脅かすほど重症化することがあるアレルギー反応で、輸血や薬剤投与後、虫、食べ物などさまざまな原因で起こりうる。
出現する症状
輸血時のアナフィラキシー反応は早期に発症する即時型副作用で、血管が拡張し、血圧が低下する。そのため、アナフィラキシー反応が見られたら即時に輸血を中止する必要がある。
他の輸血後の有害現象
・溶血性反応ーー即時型は輸血24時間以内に発症、遅延型は輸血後3日ほどで発症
・末梢血管収縮反応ーー急性期に多い
・輸血後移植片対宿主病ーー輸血後1~2週間後に出現
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