成人看護学|看護師国家試験問題|141問〜160問

第104回国家試験 午後95

次の文を読み〔午後問題94〕、〔午後問題95〕、〔午後問題96〕の問いに答えよ。

Aさん(65歳、男性、会社員)は、午後2時、会議の最中に急に発語しづらくなり、右上下肢に力が入らなくなったため、同僚に連れられて救急外来を受診した。既往歴に特記すべきことはない。来院時、ジャパン・コーマ・スケールⅠ‐3、瞳孔径は両側2.0mm。呼吸数18/分、脈拍60~80/分、不整で、血圧176/100mmHg。右上下肢に麻痺がある。午後4時、Aさんの頭部CT所見で特に異常は認められなかったが、MRIの所見では左側頭葉に虚血性の病変が認められた。

〔午後問題95〕
Aさんは心原性の脳梗塞と診断され、入院後に治療が開始された。入院後5日、意識レベルがジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ‐30まで低下した。頭部CTで出血性梗塞と脳浮腫とが認められ、気管内挿管・人工呼吸器管理を行い、マンニトールを投与してしばらく経過をみることになった。この時点の看護で適切なのはどれか。2つ選べ。

第108回国家試験 午前49

クローン病の患者の食事指導で適切なのはどれか。

第101回国家試験 午前99

次の文を読み〔午前問題97〕、〔午前問題98〕、〔午前問題99〕の問いに答えよ。

Aさん(58歳、女性)は、3年前に慢性閉塞性肺疾患と診断された。3日前に38.0℃の発熱があった。市販の総合感冒薬を内服して様子をみていたが、昨晩から黄色痰がみられ、息苦しさが増強した。外来を受診したところ肺炎と診断され、入院した。入院時の状態は、体温38.2℃、呼吸数28/分、脈拍92/分、血圧138/72mmHg。

〔午前問題99〕
Aさんは、酸素吸入(1L/分)を行いながら入浴することが許可された。看護師は、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉と脈拍とを測定しながら入浴の見守りを行った。測定時の結果と症状とを表に示す。次回入浴時の対策で適切なのはどれか。

第101回国家試験 午前49

更年期障害について正しいのはどれか。

第102回国家試験 午前51

右乳癌のために胸筋温存乳房切除術と腋窩リンパ節郭清術とを受けた患者。呼吸循環機能は安定しており、右腋窩部と乳房皮下とにドレーンが挿入されている。術後1日の看護で適切なのはどれか。

第111回国家試験 午後42

Aさん(55歳、男性、会社員)は胃癌の終末期である。Aさんの訴えのうちスピリチュアルベインの表出はどれか。

第110回国家試験 午前96

次の文を読み94~96の問いに答えよ。

Aさん(26歳、男性)は1か月前から動悸と20m程度の歩行でも息切れが出現するようになった。
ぶつけた記憶もないのに下肢に出血班ができるようになり、医療機関を受診した。
Aさんは急性白血病を疑われ、緊急入院し、後腸骨稜から骨髄穿刺を受けた。
身体所見:意識清明、体温37.2℃、呼吸数17/分、脈拍124/分、血圧96/52mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)97%(room air)、
両下肢に散在する出血班あり。
検査所見:Hb5.1g/dL、白血球 44,960/LL、血小板1.5万DL、総ビリルビン1.1mg/dL、尿素窒素 19.4mg/dL、クレアチニン0.76mg/dL、CRP2.2 mg/dL。
胸部エックス線:縦郭・心陰影・肺野に異常なし。

問題96
造血幹細胞移植後、生着が確認された。皮膚に Stage I の移植片対宿主病を発症したが、免疫抑制剤の内服を継続しつつ退院することになった。Aさんの退院に向けた看護師の指導で正しいのはどれか。2つ選べ。

第101回国家試験 午後55

総胆管結石による閉塞性黄疸と胆管炎とを発症した患者に、内視鏡的経鼻胆道ドレナージ術を行った。ドレナージ術は問題なく終了し、術後24時間の経過は良好である。正しいのはどれか。

第108回国家試験 午後91

次の文を読み91、92、93の問いに答えよ。

Aさん(52歳、男性)は、5年前にC型肝炎、肝硬変と診断され、1回の入院歴がある。退院後、医療機関への受診を中断し3年が経過している。毎日、ウイスキーを約300mL飲んでいる。夕食の2時間後に約1,100mLの吐血があり、緊急入院となった。
身体所見:体温35.4℃、呼吸数26/分、脈拍122/分、血圧86/42 mmHg、顔面は蒼白、冷汗を認める。意識は清明だが不安げな表情をしている。
検査所見:赤血球278万/μL、Hb 8.4g/dL、総ビリルビン4.1mg/dL、アンモニア188μg/dL、K 3.9mEq/L、血糖102mg/dL。

第 91 問
入院時のAさんの状態として考えられるのはどれか。

第107回国家試験 午後93

次の文を読み〔問題91〕、〔問題92〕、〔問題93〕の問いに答えよ。

Aさん(62歳、男性)。1人暮らし。1週前から感冒様症状があり様子をみていたが、呼吸困難と咳嗽が増強したため外来を受診した。胸部エックス線写真と胸部CTによって特発性肺線維症による間質性肺炎と診断され入院した。既往歴:42歳で糖尿病と診断された。59歳と61歳で肺炎に罹患した。生活歴:3年前から禁煙している(20~59歳は20本/日)。身体所見:BMI17.6。体温38.8℃、呼吸数30/分、脈拍112/分、血圧140/98mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉91%。両側下肺野を中心に、吸気終末時に捻髪音あり。呼気時は問題ないが、吸気時に深く息が吸えない。ばち状指を認める。検査所見:血液検査データは、白血球13,000/μL、Hb10.5g/dL、総蛋白5.2g/dL、アルブミン2.5g/dL、随時血糖85mg/dL、CRP13.2mg/dL。動脈血液ガス分析で、pH7.35、動脈血二酸化炭素分圧くPaCO2〉38Torr、動脈血酸素分圧くPaO2〉56Torr。胸部エックス線写真と胸部CT で、下肺野を中心に輪状影、網状影、淡い陰影あり。

〔問題93〕
入院後18日。Aさんは2日後に自宅へ退院することとなった。Aさんは「病院に来る前は、息苦しくて死ぬかと思った。あのような思いはもうしたくない。家に帰ってまた息苦しくならないか不安だ」と言う。Aさんが症状を自己管理できるように指導する内容で適切なのはどれか。

第112回国家試験 午後96

次の文章を読み94~96に答えよ。
Aさん(53歳、女性)は休日に公園を散歩中、階段から落ちて頭部を強打し、意識を消失した状態で病院に搬送された。病院到着時のAさんは開眼せず、声は発しているが理解不能である。痛み刺激は逃れようとする動作がみられる。

問題96
開頭手術後2日、Aさんの全身状態は良好で、硬膜外ドレーンの排液も異常所見なく経過している。看護師が訪室するとAさんは仰臥位で開眼し、「目が覚めたら病院にいて手術も終えていたので驚きました。今は気分も良いが、寝てばかりで背中が痛くなってきたので体制を整えたい」と話す。看護師の対応で適切なのはどれか。

第113回国家試験 午後45

ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉に汚染された注射針による針刺し事故の感染率で正しいのはどれか。

第111回国家試験 午前87

急性胆管炎の代表的な3症状を示すシャルコー3徴に含まれるのはどれか。2つ選べ。

第102回国家試験 午後43

外傷性脳損傷によって軽度記憶障害のある患者への認知リハビリテーションで適切なのはどれか。

第102回国家試験 午後80

放射線被ばく後、新たな発症について長期の観察が必要な障害はどれか。

第101回国家試験 午後99

次の文を読み〔午後問題97〕、〔午後問題98〕、〔午後問題99〕の問いに答えよ。

Aさん(59歳、女性)は、午前2時ころにバットで殴られたような激しい頭痛を自覚し、嘔吐した。午前4時、Aさんは、頭痛を我慢できなくなったために、家族に付き添われて救急搬送され、緊急入院した。入院時、ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅰ-1、四肢の麻痺を認めない。

〔午後問題99〕
開頭術後24時間が経過した。JCSⅠ-2。体温37.5℃。脈拍88/分、血圧138/84mmHg。呼吸数18/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉98%(酸素吸入3L/分)。脳室ドレナージが行われている。Aさんへの看護で適切なのはどれか。

第108回国家試験 午後41

Aさん(48歳、男性)は、仕事中に生じた胸部と右肩の違和感を主訴に来院した。バイタルサインは安定しているが、スタンフォード分類B型の急性大動脈解離と診断され、医師から手術を勧められた。
治療の選択で迷っている様子のAさんへの対応で適切なのはどれか。

第106回国家試験 午後82

手段的日常生活動作〈IADL〉はどれか。2つ選べ。

第101回国家試験 午前98

次の文を読み〔午前問題97〕、〔午前問題98〕、〔午前問題99〕の問いに答えよ。

Aさん(58歳、女性)は、3年前に慢性閉塞性肺疾患と診断された。3日前に38.0℃の発熱があった。市販の総合感冒薬を内服して様子をみていたが、昨晩から黄色痰がみられ、息苦しさが増強した。外来を受診したところ肺炎と診断され、入院した。入院時の状態は、体温38.2℃、呼吸数28/分、脈拍92/分、血圧138/72mmHg。

〔午前問題98〕
1週後、Aさんは肺炎が改善し、酸素吸入(1L/分)を行っている。病棟内での歩行が許可されたが、Aさんは歩くとすぐ息切れがすると言ってベッド上で過ごすことが多い。Aさんへの指導で適切なのはどれか。

第109回国家試験 午後92

次の文を読み91、92、93の問いに答えよ。

Aさん(35歳、女性)は、昨年結婚し、夫(50歳)と2人暮らし。最近2か月で5kgの体重減少、首の違和感と息苦しさ、心悸亢進、不眠のため内科を受診した。触診で甲状腺の腫脹、超音波検査で甲状腺内に数か所の石灰化が認められたため、 甲状腺腫瘍(thyroid tumor)の疑いで大学病院に紹介された。
嗜好品:飲酒はビール700ml/日を週5日
趣  味:ジョギングとヨガ

問題92
検査の結果、Aさんは 甲状腺乳頭癌(papillary adenocarcinoma of the thyroid)であり、甲状腺全摘出術を受けることになった。Aさんは、手術前オリエンテーションの際「手術後にどんな症状が起こりやすいのか教えてください」と話した。この時のAさんへの看護師の説明で適切なのはどれか。