Aさん(66歳、男性)は、
脳出血で入院している。病状が安定し、自宅への退院の準備をすることになった。Aさんは、リハビリテーションと介護が必要な状態であるが、妻から「夫のために自宅を改修するので、すぐには自宅で介護できない」と相談があった。Aさんは妻と2人で暮らしている。退院直後のAさんの生活の場として適切なのはどれか。
1→介護型のケアハウスは、家族と同居が困難な高齢者向きの長期間滞在型施設である。自宅改修までの一時利用には使用できない。
2→
グループホームとは、
認知症や知的障害を持つ高齢者を対象とした福祉サービスである。問題例では適さない。
3→
介護老人福祉施設は、要介護3以上の在宅生活の困難な高齢者向けのサービスである。問題例では要介護は確認できないものの、自宅退院までの一時的な利用はできない。
4→
介護老人保健施設は、病状が安定した患者に対しリハビリや日常生活援助を提供することを目的としたサービスである。
ショートステイとしての利用も可能であり、問題例に適していると言える。