1→患者の表情が観察しづらく、医療処置も行いづらい。また患者の肺や心臓も圧迫されることから、適切な
体位とは言えない。
2→重篤な
心不全などがない場合を除き、頭部を下げることにより脳への循環を保つことを優先にする必要がある。頭部挙上により脳への血液循環は低下する傾向にあるため、推奨されない。
3→
ショックを起こした際は、脳への循環を最優先に考える必要がある。下肢を挙上することで、重力により血液が心臓・脳へと環流しやすくなる。
4→ひどい嘔吐などがみられる場合は
誤嚥防止のために
側臥位をとることがあるが、
ショックにおいては特に推奨されていない。