1→誤りです。急性
髄膜炎の患者は強い頭痛を訴えることが多いため、医師の指示に基づき適切な鎮痛薬の投与が必要です。ただし、鎮静や意識状態変化をもたらす薬剤は、病態の観察を困難にするため、注意が必要です。
2→誤りです。急性
髄膜炎の患者に頭部に温法を行うことは推奨されていません。温法は血管を拡張させ局部の血流を増加させるため、
炎症を悪化させる可能性があります。寧ろ冷却を行うことの方が症状緩和に役立つことがあります。
3→正解です。急性
髄膜炎の患者は、頭痛や光に対する過敏(光線過敏)を伴うことが多いです。そのため、刺激を最小限に抑えるために照明を暗くし、環境を穏やかに保つことが患者の快適さを改善するために重要です。
4→誤りです。
腰椎穿刺後に頭部を高くすると、脳
脊髄液の流れが妨げられ、頭痛を発生させる原因となることがあります。通常は
腰椎穿刺後は数時間は平坦な状態を保持し、頭部を低くするか平らな位置で患者を安静にさせます。これにより、
腰椎穿刺による漏れを防ぎ、後頭部痛のリスクを減少させます。