1→トルクの原理、患者の身体を小さくまとめ、膝を立てて、肩と腰を支えて回転させ、体軸回旋運動を誘発させます。この方法よって、小さな力で患者を回転(
側臥位)させることができます。
2→摩擦力は、物体が他の物体と接触しながら動くときに、動きを妨げる力のことです。摩擦力は摩擦シートなどを利用してベッドの片側や頭部への水平移動を行う際に有効です。
3→ベッドの片側への水平移動は、「身体を小さくする」「摩擦を減らす」「重心の高さを合わせて密着する」力のモーメントは、軸(点)の周りで物体を回転させようとする力量のことです。そのため
仰臥位から
側臥位となる。
4→ベッドの頭部への水平移動は、「身体を小さくする」「摩擦を減らす」「重心の高さを合わせて密着する」てこの第1種の原理を使用するのは、
仰臥位から端座位の場合になる。