1→患者調査は、病院及び
診療所を利用する患者について、その属性、
入院・来院時の状況及び傷病名等の実態を明らかにし、併せて地域別患者数を推計することにより、医療行政の基礎資料を得ることを目的とし、3年に1回実施しています。
患者調査では、傷病分類別の患者数(外来・
入院、都道府県別)、受療率(外来・
入院、都道府県別)等の結果を提供している。
2→人口静態統計とは、ある時点における人口及びその構造を調査するもので、総務省統計局の「国勢調査」がこれに該当します。国勢調査は、全国全ての人を対象として5年ごとに行われており、性別、年齢別、職業別の人口などのデータが得られます。
3→
国民生活基礎調査は、全国の世帯・世帯員を対象として、厚生労働省によって行われる調査である。
保健、医療、福祉、年金、所得など国民生活の基礎的事項について調査し、基礎資料が作成される。
平成28年の
国民生活基礎調査の結果、
高血圧症の
通院者率は男性120.0、女性116.1(人口千対)であった。
男女共に最も高い数値となっている。
4→
国民健康・栄養調査とは、毎年、国民の健康状態や生活習慣、栄養素摂取量を把握するために行われている調査です。
例えば、運動習慣は、この10年間で有意な増減はなく、20歳代で最も低く、女性では有意に減少傾向にある。その他で、「ここ1ヶ月間、睡眠で休養が十分にとれていない」者の割合は有意に増加しています。