1→
梅毒はウィルスではなく、
梅毒トレポネーマという
細菌が原因となり発症する。
梅毒トレポネーマは血流に乗って全身に散布され、症状を引き起こす。
2→
梅毒の主な
感染経路としては、性行為による直接接触が主であるが、
梅毒トレポネーマが感染している部位が粘膜や皮膚と直接触れることによっても感染する。また、子宮内の胎児に
垂直感染することもある。
3→
梅毒の治療の第一選択薬は、第1期、2期では
ペニシリン系
抗菌薬やマクロライド系抗生剤である。
しかし、第3期以降になるとこれらの抗生剤は効果がなく、永久的なものとなる。
4→
梅毒血清反応は、
梅毒に感染していなくても妊娠や膠原病、その他感染症により陽性を示す場合がある。