1→
失語とは言葉を正しく表出する能力(話す、書く)と理解する能力(聞く、読む)に障害を生じた状態を言う。
他人の言葉を理解することはある程度できるが話す言葉が流暢でなく書字にも誤りを生じる状態を
ブローカ失語といい、話す言葉は流暢であるが言葉に間違いが多く復唱や音読も障害されるのを
ウェルニッケ失語という。
2→失行とは運動障害がなく、行うべき行為や動作についても理解しているにも関わらずその行為や動作ができない状態をいう。
失行には運動失行、観念失行、観念運動失行、着衣失行、構成失行などがある。
3→
徐脈性の
不整脈では、心室の収縮回数が減少することで脳への血流が十分に保てなくなり、失神、めまいなどの症状があらわれやすい。これを
アダムス・ストークス症候群という。人工
ペースメーカー治療の適用となる。
4→失明とはそれまで視力のあった者が、何らかの理由で視力を失ったことである。