次の文を読み〔午後問題115〕、〔午後問題116〕、〔午後問題117〕の問いに答えよ。
Aさん(37歳、初産婦)、会社員。妊娠41週1日の午後11時に3,200gの女児を
分娩した。妊娠や
分娩経過は順調であり、会陰切開術を受けた。
分娩後2時間の
子宮底の高さは臍下2横指、縫合部に異常はみられなかった。
〔午後問題117〕
産褥5日。Aさんは「出産前は、職場に復帰しようと思っていましたが、今は仕事と育児とを両立できるか心配です。いろいろな制度があるとは聞いていますが、どのようなことができるのでしょうか」と看護師に相談した。Aさんへの説明で正しいのはどれか。2つ選べ。
1→退院直後から保育園へ預けることはできない。条件を満たせば0歳から入所できるが、早くても産休明けの生後2カ月からである。
2→父親・母親共に
育児休業は原則1歳に達する日前までの1年間。一定の理由があって延長される場合では2年まで(平成29年10月1日より)である。
※現在の法律に合わせ、正解の選択肢として改訂しています
3→生後満1歳に達しない乳児を育てる女性は、休憩時間のほかに1日2回、それぞれ少なくとも30分ずつ育児時間を請求することができる、と
労働基準法によって定められている。
4→
育児休業は父親、母親共に取得することができる。
育児・介護休業法に定められている。