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第102回看護師国家試験 午前83
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第102回看護師国家試験 午前83
第102回国家試験 午前83
収縮期血圧
の上昇をきたす要因はどれか。
副交感神経の興奮
循環血液量の減少
末梢血管抵抗の増大
血液の粘稠度の低下
動脈血酸素分圧〈PaO2〉の上昇
解答する
正解!
不正解
答え
3
1→
副交感神経
の興奮では、
心拍出量
の減少、血管の弛緩により
収縮期血圧
は低下する。
収縮期血圧
の上昇は、
交感神経
の興奮により生じる。
2→循環血液量が減少すると、
心拍出量
は減少し
収縮期血圧
は低下する。
循環血液量の減少は、循環血液量性
ショック
を招く。
3→
末梢神経
の収縮や血管の狭窄などにより
末梢血管抵抗
が増大すると、血液は流れにくくなり
収縮期血圧
は上昇する。
血圧=
心拍出量
×
末梢血管抵抗
である。
4→血液の粘稠度は、血液の流れやすさの指標となる。粘稠度が低下すると、血液は流れやすく抵抗性も低下する(血液がサラサラになる)ため、
収縮期血圧
は低下する。
5→
動脈血酸素分圧
(
PaO2
)が低下すると、
心拍出量
の増加などにより
収縮期血圧
が上昇する。
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