第106回看護師国家試験 午前47

1→心静止とは心臓の電気的な活動がない状態をさす。心室細動などは発生していないためAEDの効果はなく、まずは心臓マッサージが必要である。

2→心房細動はAEDを適用する状態ではなく、治療としては抗不整脈薬の内服やアブレーションなどを行う。

3→心室細動（VF）に対しては、AEDを使用した電気ショックにより正しい心臓のリズムに戻せることが期待できる。

4→房室ブロックは洞結節からの電気信号の伝達がうまく伝わらない状態をさし、重症度によってⅠ度〜Ⅲ度に分類されている。
ペースメーカーが適応となる場合も多い。